<ツーリング レポート>
「国道438号編」 その1
私は徳島に住んでいますが、実家は香川県はこんぴらさんの近くなのでよく往復しています。
よく使うのは、徳島自動車道に国道192号、県道12号線などです。時間があれば下道を走り、倹約と
吉野川の風景を楽しんでいます。
この438号線は、香川坂出を起点(逆かも)に実家の前をとおり、讃岐山脈を突き抜け、四国第二の
高峰剣山まで行き、山間部をくねるように徳島市まで続く道です。今まで途中までは通るものの、山間部は
走らず吉野川沿いの道を利用していましたが、今回時間に余裕もあることから徳島から438号をひた走り
実家に帰ってみました。
徳島から438号に入るも、昨年の台風で通行止めがあるということで、県道に逸れ、大日寺の前を通り
鮎喰川沿いを西に逆上って、神山町から国道に入ります。
川沿いに走り続けると家もぽつぽつと、道も細くなってきます。本当に国道かな?と思えるほどセンターライン
も消え、林道のようなところを走ります。昨年の豪雨の影響か、がけ崩れ跡も多い。舗装されているのが
唯一の救い。見通しが悪い山道ですが、平日の昼間のせいか、対向車が全くといっていいほど無かったのが
良かった。がけ崩れで工事中の場所もありましたが、両端に立っている警備員が気の毒なくらい車はいない。
規則で立っとかないといけないんだろうね。
木屋平村に入り、ようやく一つ目の山越え、川井峠に到着。ここから剣山が望めます。
真ん中の少し出ているところが剣山(1955m)です | 無料です。ありがたいです。 |
説明プレートに、どこが剣山か書いてあったのでわかりました。私のイメージでは周りからもうちょっと飛び出て
いるのかと思ってましたが、見る方向によるのかな?
知らない道を走る時の楽しみに、なんとなく怪しげな場所を見つけるのも私は好きなのですが、後ろを振り返ると
鳥居があり、そこには・・・
白い神様とな? | 石碑には由来が書いてありましたが・・・ |
新しそうな鳥居に奥へ続く参道。名前が「白い神様」とは、一体何者?興味を持って玉砂利を踏みしめ、中へ
入っていくと墓地の横に、御神体?
巨石にしめ縄 なぜ牛が? |
なぜ白い? ま、深く考えるのはやめて、神様に参拝して後にしました。いろんな神様がいるもんです。
さて、剣山に向けて再出発なのですが、姿は見えてきましたが一旦谷に降り、また上らねばならない。
久しぶりにタイヤの全面を使ったように思います。センターだけちびて交換じゃあもったいないもんね。
でも転んだら谷底かな?助けを呼んでも来るまでに時間がかかるだろうに。その前にケータイ通じる
のか?などと考えながら山道をくねくねと走ります。こう書くとスピード出していたように思われるでしょうが
路面デコボコ、落ち葉積もった狭い道、おまけに見通し悪い山道を攻めるほど勇気も根性もありません。
ステップ削ったのも2〜3回だし。甘い走りで、時々現れる青の逆三角形に438の文字が頼りです。
森の中を進んでいくと、だんだん空気が冷たくなっていくのがわかります。さむ〜っ。徳島は夏日だったのに。
ようやく二つ目の峠に到着しました。見ノ越トンネルを抜ければ剣山への入り口です。
見ノ越トンネル東側にて | 見ノ越からの眺め 山また山 |
そして剣山登山道に到着。ここからケーブルカーで山頂近くまで行き、徒歩で山頂へ行きます。が、今回は
登りません。時間が無かったもんで・・・。 駐車場や食堂がありますが、この日は閑散としています。
標高は1600〜1700m位かな?ここでカメラがなぜかエラー。やっぱ安物はいかん。映像撮れず。
少し走ったところでカメラ復活。
う〜ん 向こうに剣山が見えるんだけど・・・ |
うまく撮れずにへこむ。
さあ後は一気に下るだけ。途中、徳島にもスキー場あるんですよとばかりに看板が出てたり、ヘアピンカーブに
1から5か6まで番号がついていたり、結構楽しんで吉野川まで降りてきます。
貞光川下流にて |
吉野川まで降りてきたら、あとは走りなれた道ですが、また山越えだあ。