四国オフ(吉野川北) 5/13



参加者  ダックスさん&お友達
       ちんねん





GWも過ぎ去った、けだるい一週間後。
世間では大雨・竜巻・雹などの自然災害が頻繁に起こり、
近年では珍しく、冷えることもある5月中旬。


・・・まあ、月並みな時候の挨拶はこのくらいにして、走って参りました。


昨年秋に計画していたのですが、私の仕事の都合で中止となり、
純粋な四国オフとしては、一年振りですか。。。


今回の行き先は徳島は吉野川の北岸。
最近はそうでもないが、ちょっと前まで一週間に一度は吉野川沿いを上下していた。

その時はあまり寄り道もしなかったので、それらを今回のポイントにしていこうということです。



参加者は、ダックスさんとそのお友達。
当日、お二人は小豆島から来られる上に、ダックスさんがタイヤを交換した際に、回転方向を
間違えて取り付けられたということで、直してもらってから合流するとのこと。
ということで、余裕を持って10時に「道の駅塩江」集合としました。


10時15分前に到着。
すでにダックスさん達は着いてました。

天気の良い日曜なので、車もバイクも多い。
ハーレー軍団のチームが幾つか来てました。

ダックスさんのエリミは全塗装していますが、年式は私と同じ98’年。同じ年式とは思えないほど綺麗です。

お友達はホーネット。


ドタ参もいないようなので出発です。



最初の目的地は、脇町の「うだつの街並み」。
外観は横目に何度も見ているのですが、中へ入るのは初めて。


このあたりからデジカメの電池切れで、以降ケータイでの写真なので、粗くなっているかもww(準備悪っ・・


昔の藍の商人の屋敷が並ぶ街並みで、今も居住している家が多いです。

うだつとは、屋根に張り出した防火壁のことで、


二階の両側に張り出してあるこれですな。

昔はステータスみたいなもので、競ってこのうだつをこしらえたということです。
成功者の証というか、シンボルのようなものですな。

もちろんパッとしない様を、「うだつが上がらない」というたとえは、ここから来てます。


丁度、団体さんが来ていて、地元ボランティアが説明してましたので、後ろにくっついて
フムフムと聞いておりました。


脇町はこのように形ですが、この近くの貞光には、二段にした「二重うだつ」というのがあるそうです。
このうだつ、厚みもあって上には瓦や鬼も乗ってるし、下の柱はかなり太いものを使わないともたない。

防火の効果は如何ほどかは知りませんが、手入れが大変だろうねえ。


さて、こういう街並みへ来ましたら、恒例(?)の「鬼」のコーナーです。


大きいものはあまりないんですよね。
大屋根よりうだつの方が立派な鬼が付いている。

如何にうだつに力を入れていたか、ということですかね。



さて、そろそろお昼にも近いので腹ごしらえを。
この近くの徳島ラーメンにしましょう。



岩田屋へ。
というか、他の店を知らないのもありますがw

最近、ラーメン屋行くと無料で生卵を出してくれる店が多くなった。
ご飯頼めば卵ご飯も出来るのだが、1.5玉を頼んだのでメシが入るかどうか。。。
半分くらい食べたところで、スープに落としてなお濃厚な味わいという感じに。



腹も膨れたので、次なるスポットへ。

阿波市の土柱へ。


天然記念物でもある土柱は、存在は知っていましたがいつでも寄れるという気持ちでスルーしてました。


駐車場に入ると、それらしき土壁が。

いやいや、これも一部ですがちょっと柱とはいえませんね。


ここには温泉や宿泊施設もあるのですが、この日は閑散としておりました。

土柱ランド。温泉があるようですが・・・、

ラドン温泉。
ランドにラドン。。。 ややこしや〜(お粗末!)


ここからは歩いて入ります。周回コースとなっており、約30分との表示が。


土柱です。
130万年かけて風雨の浸食で出来上がったものです。

写真だと雄大さがよく判りませんね。

資料によると、アメリカのロッキー山脈、イタリアのチロル地方と並んで、世界三大土柱に数えられております。

進路に沿って進むと、キツイ上り坂が。土柱の上に出るようです。
汗が流れてきた・・・。


上からの風景。正面の写真は奥の展望台から撮ったもの。
夜にはライトアップされるそうです。

柵も無いので崖のギリギリまで近づけるのですが、高いところが苦手な私は無理無理!
下を覗けば吸い込まれそうで。。

岩かと思いきや、砂礫に近いのでボロボロと落ちそうだ。
くわばらくわばら・・・


昔は賑わったんでしょうね。閉鎖されてましたが、頂上にも宿泊施設があったりしました。

ここはパラダイスだったんです。



軽く運動も出来たところで、次なる目的地へ。

東に向かって走ります。


第一番札所「霊仙寺」の少し手前を北へ。大麻神社の近くにある道の駅「第九の里」。

ここ板東には第一次大戦時にドイツ兵の俘虜収容所がありました。
俘虜というと過酷な運命に晒されたと思いがちですが、所長だった松江大佐が人権を尊重した扱いをしたため、
快適な収容所生活を送ったそうです。
地域住民との交流も活発であったため、今でもドイツとの友好関係が続いています。
この話は「バルトの楽園」として映画化もされました。

そのドイツ兵達が楽団を組んで、この地で初めてベートーベンの「第九」を演奏したことから、「第九の里」と名付けています。

奥にあるドイツ館。
当時の資料などが展示してあります。



さあ、折角なので東の端っこ、鳴門海峡まで行きますか。



着いたのは4時くらいだったためか、駐車場もまばら。

長いエスカレーターで登る展望台は往復400円するので、徒歩で上がるw

丁度引き潮ですね。 渦は見えないです。

小豆島はモヤがかかってうっすらと。



ここで解散となりました。
お二人は徳島北ICから高松へ。

お疲れ様でした。





私は徳島の娘に届け物があったので、寄ったら誰も居ないw

高速代をケチって下道で帰っていたら、日も暮れて寒くなってきた。


最後の難所、讃岐山脈越えでは、気温11℃。

奥歯ガタガタ、膝ガクガクで帰りましたとさ。。。


                                               おしまい


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