四国行脚 高知・愛媛巡り その2


   <二日目>



本日も晴天なり。

いいお天気です。日差しが眩しすぎるぐらいです。

これまたボリューム満点の朝食を頂きます。
道中にどうぞと、昨夜の炊き込みご飯のおにぎりをもらって感謝感謝。

民宿のおばちゃん達と、Tさん、Nさんに別れを告げて出発です。



本日の行程は、西海岸沿いを宿毛、宇和島、八幡浜、大洲、そして内子まで走ります。

R321のサニーロードと名付けられた海沿いの道を、順調に走行。





途中、道の駅等で休憩しながら海沿いをひた走る。





距離はともかく、道路事情や渋滞までは判らないので、とりあえず内子近辺まで
行ってみようと寄り道したくなっても我慢し、宿毛でR56に入ってからはとにかく
北を目指した。
愛南町から宇和島市はほとんど素通り。






で、八幡浜へ着く頃は午後1時。
ここから佐田岬へ行くかどうかで、ちょっと迷う。片道30kmぐらいありそうだ。
道は整備されてそうだがどの位かかるのか?
明日は天気が悪そうなので、内子は今日のうちに歩いておきたい。
いろいろ考えた末、佐田岬は諦めました。

結果的に時間が結構余って、行っておけば良かったと思うことになるのですが
また、次の機会に。



海沿いを外れて大洲市へ向かいます。
そうすると「大洲城」の案内が。近いので寄っていくことに。





さほど高くないので登ってみる。





いやあ、眺めがすばらしい。伊予の小京都と言われているらしい。
ゆったり流れる肱川がいいですね。


宇和島城にも寄りたかったけど、側を通り過ぎただけに寄って良かった。


さて、本日の目的地の内子に向かうことにする。
見たいのは内子座を含む古い町並み。TV等でよく出るようになってから
一度行ってみたいと思ってました。
場所が判らないので適当に役所の方へ行ってみたけど違うらしい。
仕方ないため駅に行って案内板を確認する。準備不足だね。









白壁の京都で見られる町家風の建物が、軒を連ねている。
私の年代では古いというより、懐かしいというのが先かもしれない。
中を見られる建物もあったが、土間が広がり、かまどが見える。
うちの田舎はこんなに家屋敷がくっついていなかったので、本当の田舎だが
ここは最盛期には随分と賑やかだったであろうと想像がつく。

でないと内子座などは建てれなかっただろう。




実家の近くに金丸座があるが、比べても立派なものだと思う。


で、こういう古い町並みを見て興味があるのが、鬼瓦。
昔はその家のシンボルのようなものですからね。
豪商の揃った町の鬼瓦は一体どんなものなのか?興味ありませんか?(私だけ?)
たぶん、当時の見栄や自己顕示欲といったものが、こういうところに現れると
思うんですけどね。




しかし、やっぱり内子座のものが一番立派。




個人宅ではこの家かな。





あくまで個人的な感想ですので、苦情等は受け付けません。



時間を見ると午後5時。宿泊先に行くにはちょっと早いか。
明日の天気は雨模様だったのが何とかもつらしい。
やっぱり、佐田岬に行けば良かった。

明日、松山市は通り過ぎる予定なので、ならばちょっと松山まで走ってみるかと
R56を松山市に向かってみる。

思うに愛媛の各市町は、山に囲まれているんだということを実感。
必ずと言っていいほど、隣の市町へ行くには峠越えをしている。
高速松山道など、えらく高いところを走っている。通ってたら緊張しただろうな。
松山市街の入り口まできて、給油して引き返す。


今日の宿泊先は龍王荘。国民宿舎みたいなところか。
料理はお世辞にも大したことはないらしいが、温泉があるので決めた。

屋根付きの駐輪場は無いが、軒先の雨の当たらないところに駐めさせてくれた。
温泉に入って疲れを癒す。

TVの天気予報でも、明日なんとか雨は降らないようだ。
帰るだけとはいい、やっぱり降るのと降らないのでは気分も違うし、どこか寄ってみようと
いう気になれる。

早めに寝るとしよう。


余談ですが、昨日山道を走っていると太ももにチクッと痛みが。
この痛さは蜂かアブみたいだ。飛んでいたのがヘルメットに当たって落ちたらしい。
運転中だったので姿は確認できず。多少痛いが運転に支障は無いのでそのままに
しておいたが、今日になってなんか痛痒い。温泉で血行が良くなったせいか
無性に痒くなってきた。

   ←お見苦しい写真ですいません


見ると、刺された跡を中心に真っ赤っか。この痒さは一週間続いた。
山道には気を付けましょう。






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